初級シスアド

初級シスアドとは初級システムアドミニストレーターという国家資格の略で、企業内の情報技術に関しての知識と技能を持ち、エンドユーザーの立場において情報化を推し進めるものを指します。

初級シスアドの資格保持者に求められる役割は、現状の業務の問題点を洗い出して把握した後、情報技術を利用して解決に導くこと、情報システムの構築を一部担い、支援を行うこと、情報システムを利用する側からの要望や意見を提供者に伝えること、企業やグループ内での情報システムの運用と利用環境を整備することなどとなっています。

具体的な技術としては、業務の改善のためのシステム思考能力を持ち、コンピュータやネットワーク、業務に必要な表計算ソフト、データベースソフトウェアなどツールの使用法に関する技術と知識、ヒューマンインターフェイスの設計、システムのテスト、運用に関する知識と技能を持っていること、パソコンを利用したオフィス環境に関する知識を持っていること等となります。

つまり、企業内でのシステムに関して、利用する側の立場からの要望を管理者に伝えるという、システム提供者と利用者の橋渡し的な役割を担うのがこの資格を持っている人の役割です。

この資格だけで就職、転職が有利になると言うより、業種によっては昇級や昇格にあたって「持っていて当たり前」的な資格と言えます。

合格率は特に低いと言うこともなく、3割程度となっています。

準備を怠らなければ独学でも合格できる資格とも言われます。

試験の内容は午前と午後に分かれており、午前は100分55問、コンピュータシステム、開発と運用、セキュリティと標準化、情報化と経営の4科目、午後にはコンピュータと仕事の関わりについて、基幹業務システムとの関わりについて、エンドユーザーコンピューティングについて、システムの環境整備と運用管理について、情報化を推進するための、誰にでもわかりやすい表現方法についてなどについての内容が出題されます。

試験を受けるための資格制限は特になく、中学生の合格者などもめずらしくないようです。

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