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ビオトープ管理士

ビオトープ管理士は財団法人日本生態系協会が実施している資格試験で、ビオトープとはドイツ語で、地域による自生の生物が暮らす環境を指しています。

人と自然が共存し、健やかに暮らす環境を作る、または守る技術や知識を備えた技術者を育成すると言うのがビオトープ管理士です。

このビオトープ管理士だけで就職を行うというのはあまり現実的ではないものの、エコロジーや省エネなどの環境対策の必要性が切迫している近年では、行政から高い評価を得ており、公共事業などにおいて活躍の場があるようです。

企業の施設内や工場内においての自然化区域の整備などについても需要があります。

従来の環境保護に加えて、生態系の影響をも考慮した都市環境整備や都市計画などにおいて、調査研究を行い、その結果を実際の事業、現場に反映するというニーズに対応できるのがビオトープ管理士です。

ビオトープ管理士には、ビオトープ計画管理士と、施行管理士の二つの部門が設けられています。

ビオトープ計画管理士は広域にわたる、都市、農村計画のプランナーを指し、ビオトープ施工管理士は設計施工を実施する事業の現場を担当する技術者となります。

それぞれ一級、二級のランク分けがあり、二級を受験する際の受験資格の規定は特にありません。

一級の受験資格は、業務の実務を担当しているもので、学歴に応じた実務歴の保有が必要です。

または1級土木施工管理技士か造園施工管理技士資格所持者が4年以上の実務経験を持っている場合にも受験資格が発生します。

試験の内容は、ビオトープ計画管理士の場合、共通科目として生態学、ビオトープ論、環境関連法の3科目があり、専門科目として計画部門があります。

その他、小論文、口述試験も行います。ビオトープ施行管理士の場合は専門科目が施行部門となります。

小論文ではビオトープ管理士としての信念、意志を明確にし、口述試験ではビオトープ管理士としての適正を審査されます。

難易度はやや高く、一級のビオトープ計画管理士の合格率は13パーセント、施行管理士の合格率は5パーセントほどです。